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認証基準
動物、施設、管理の3つをベースにした44項目について、審査員が現地で審査を行います。
3つのベースすべてにおいて、評価項目の80%以上をクリアしていると認証を取得することができます。
今の日本ではまだアニマルウェルフェアが十分に普及していないので、
まずは少しでも多くの方にアニマルウェルフェアの考えに触れてもらいたいと考えています。
そのため、例えば放牧を認証の必須条件にしないなど、
飼育施設に関係なく認証取得を目指せる基準を設定しています。
3つのベースから
客観的に審査
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牛の健康状態や行動について、牛体の清潔さや病傷および死廃割合、異常行動などの12項目を定めています。
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牛の飼育環境について、1頭あたりの飼槽幅や分娩房、屋外エリア、牛体ブラシなどの13項目を定めています。
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日々の飼育管理について、ビタミンA制限や除角、削蹄回数、哺乳子牛の群飼などの19項目を定めています。
認証取得のメリット
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科学的・客観的な認証審査により、飼育管理と家畜の状態を改善することができます。家畜の状態を改善することは、生産性や経済性にもメリットをもたらすと期待できます。また、農場で働く人の目標となり、モチベーションの向上にもつながります。
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第三者による科学的・客観的な認証に基づいて、快適に健康に家畜を飼育していることを消費者に伝えることができます。アニマルウェルフェアの実践は、生産者が実現すべき倫理的生産につながり、生産者の社会的責任を果たすことができます。
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食品に新しい価値を付けることができます。農場認証と食品認証の取得により、食品に認証マークを表示することができます。 社会的に倫理的(エシカル)消費が推進されており、アニマルウェルフェアの認知度は確実に高まっています。
認証取得により
認証マークが使用できます!
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農場認証を取得いただくと、AW農場の認証マークを
農場の看板やパンフレットなどに表示できます。
食品やその販売促進物には表示できません。
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食品認証を取得いただくと、AW食品の認証マークを
食品やその販売促進物に表示できます。
審査費用
審査料は飼育頭数によって異なります。 例えば51~100頭の場合、初年度の審査料は70,000円(農場審査年2回分)、定期審査の審査料は49,000円(農場審査年1回分)となります。
※初年度の審査で認証基準を満たさず、再審査を受ける場合の審査料は、飼育頭数にかかわらず30,000円となります。
申請方法
(肉牛の農場認証)
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要項・費用を確認する
以下の資料をお読みのうえ、ご申請ください。 審査費用は審査終了後に請求いたします。
アニマルウェルフェア畜産協会の
正会員になる
正会員であることを、認証条件の1つとしています。 入会申込書(様式7)に必要事項をご記入のうえ、下記のメールアドレスにご送信ください。また、入会費をお支払いください。
メールアドレス:jim☆animalwelfare.jp (☆を@に置き換えて送信してください。)
申請書類を作成・提出する
以下の3つの書類に必要事項をご記入のうえ、アニマルウェルフェア畜産協会まで提出してください。
電子メールまたは郵送により提出を受け付けています。
申請書類(肉牛の農場認証)
書類提出先
一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会 事務所
〒089-1356
北海道河西郡中札内村西札内47-1
メールアドレス:jim☆animalwelfare.jp (☆を@に置き換えて送信してください。)
審査の流れ
農場審査(夏季・冬季の年2回実施)
夏季、冬季の年2回、審査員が農場に伺い審査を行います。
審査終了後に結果報告と改善方法の提案をいたします。
認証基準を満たさなかった場合、2回まで再審査を受けることができます。
審査費用を支払う
審査終了後に審査費用をご請求いたします。 お支払いは銀行振込にてお願いします。
認証書の交付
認証基準を満たした場合、認証書をお送りいたします。 農場認証の有効期間は3年間です。 認証マークの使用には申請が必要です。
(認証取得後2年間は、年1回実施)
認証取得後の2年間は、年1回の農場審査を行います。 審査終了後に結果報告と改善方法の提案をいたします。 認証基準を満たさなかった場合、2回まで再審査を受けることができます。 審査費用は審査終了後の請求となります。
(認証取得後3年目は、夏季・冬季の年2回実施)
認証取得後の3年目は認証更新のため、夏季・冬季の年2回の農場審査を行います。 審査費用は審査終了後の請求となります。
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事務所 〒089-1356
北海道河西郡中札内村西札内47-1
電話:090-7514-0354
FAX:0155-68-3305